ワキガの原因とニオイレベル別の治療方法

ワキガと多汗症は、原因や症状が異なるとともに、治療方法もまったく異なります。

『多汗症には汗止め注射』、『ワキガには手術』と多くのクリニックでは治療方法が一律に選択されることが多いようですが、本来であれば症状のレベルに応じた治療方法を選択することが重要です。

このページでは、あなたにあったワキガ治療が見つかるよう、原因から症状レベル別の治療方法まで解説していきます。

東京のワキガ・多汗症総合専門クリニックアイシークリニックが監修する解説記事です

当院で一番選ばれるワキガ治療『ミラドライ』の解説ページはこちらから確認できます

ワキガのニオイレベル別治療方法と料金を今すぐに見たいか方はこちらからご覧ください

目次

ワキガ(腋臭症)とは|アポクリン腺から分泌される汗が要因で患部から強いニオイを発する疾患

ワキガとは、一般的にワキから不快なニオイが発せられる状態のことを言います。医学的には「腋臭症  (えきしゅうしょう)  」と定義され、ワキを特に上げていないにも関わらず、強烈なニオイが放たれるのが症状の特徴です。

ニオイの原因はアポクリン腺から分泌される汗の酸化とされており、発汗することによりニオイが強くなるため、夏場の暑い時期には特に症状が目立ちます。

通常、思春期ごろから発症することが多く、加齢とともに症状は目立たなくなることが多いです。

日本人のワキガの割合は約10%程度と言われ、世界的に見ると少ない割合ですが特有のニオイを発するため気にしている人は多く、ワキガ対策の製品も多く出されるようになりました。

ただ、ワキガの治療に関する研究は現在進行形で進んでおり、近年では治療により根本改善されることがほとんどです。

ワキガのニオイはよく以下のように例えられます。

  • 硫黄のようなニオイ
  • 香辛料の効いたスパイシーなニオイ
  • 玉ねぎのようなつんとしたニオイ

これらの特徴を持ったニオイがある人はワキガの疑いがあります。

また、ワキガの要因であるアポクリン腺は脇だけでなく、外耳道(耳の穴)、乳輪、陰部にも存在します。

特に陰部のワキガは「すそワキガ」と呼ばれ多くの方が悩まれる症状です。ニオイの特徴は脇のワキガと同様のため見分け方は特有のニオイで判断します。

ワキガ(腋臭症)の主な原因とメカニズム

ワキガの原因は、「3メチル2へキセノイン酸」という物質によるものとされています。

3メチル2へキセノイン酸はアポクリン汗腺から分泌される汗や皮脂が皮膚や毛穴の常在細菌により分解・酸化することで発生する物質です。

汗腺はアポクリン汗腺とエクリン汗腺に分けることができ、それぞれ分泌される汗の成分に違いがあります。

エクリン汗腺から分泌される汗は98%が水分とされており、特にニオイは発しません。

一方、アポクリン汗腺から分泌される汗には鉄分や脂肪酸、アンモニアなどの成分が含まれているため、若干粘り気があり、ワキガ特有のニオイの原因となります。

ニオイの原因になる主な成分は脂肪酸で、皮膚の細菌によって低脂肪酸へと分解されることで3メチル2へキセノイン酸へと変質します。

また、空気に触れることで毛穴の常在細菌と混ざり合い、成分が酸化することも症状の悪化を促進させます。

アポクリン汗腺は陰部や外耳道にもあり、耳垢が湿っている人はワキガの可能性が高いと判断することができます。

ちなみに突然ワキガを発症した場合は、ホルモンの変化や生活習慣の変化が原因の可能性が高いです。

自然治癒は期待できませんが、加齢とともにニオイが落ち着くことが大半です。

それでは、このアポクリン汗腺が活発化するメカニズムについて説明していきましょう。

一般的には大きく3つの原因があると考えられています。

①遺伝によりアポクリン汗腺数を多く受け継ぐ
②性ホルモンの影響によりアポクリン汗腺の分泌が増加する
③生活習慣の乱れもワキガ発症のトリガーになりうる

それぞれ詳しく解説していきます。

原因①:遺伝によりアポクリン汗腺数を多く受け継ぐ

ワキガ体質は優性遺伝で、両親の一方がワキガの場合は約50%の確率で子どもに遺伝します。両親がワキガの場合は約80%で遺伝すると言われるほど、遺伝による影響が大きいです。

遺伝によって変わるのはアポクリン汗腺の数で、多いほど独特のニオイを発しやすくなります。

また、アポクリン汗腺の大きさも、ワキガの人の方が大きいことが特徴です。

必ず遺伝するわけではありませんが、両親のどちらかがワキガの場合は子どももワキガの可能性が高くなります。

原因②:性ホルモンの影響によりアポクリン汗腺の分泌が増加する

アポクリン汗腺は、その大きさや数によってニオイが変化します。

先述したように、アポクリン汗腺の数や大きさは慢性遺伝で決まりますが、生まれながらにしてワキガを発症するということはありません

ワキガになりやすい時期は中学生~高校生にかけての思春期ごろが多く、性ホルモンバランスの変化によってアポクリン汗腺が大きくなったり、活発化したりします。

人によってワキガを発症する時期は異なりますが、性ホルモンバランスの変化により強いニオイを発するようになるケースが多いでしょう。

原因③:生活習慣の乱れもワキガ発症のトリガーになりうる

生活習慣の乱れによってストレスがかかりやすくなると、アポクリン汗腺が刺激され、汗が分泌されやすくなります。

発表会の前に手汗をかくといった現象は、ストレスによるものの代表。経験したことのある人も多いはずです。

また、生活習慣の乱れに繋がりやすい運動不足もワキガに影響を与えます。

運動をしないと、汗をかきにくくなり老廃物が体に溜まった状態になります。すると、汗をかいた際に溜まった老廃物が一気に外に出てくるため、強いニオイとなるのです。

セルフチェック|自分がワキガかどうかチェックする方法

ワキガかどうか、ご自身でも簡単にセルフチェックができます。

  • 汗の量や遺伝
  • 生活習慣

に分けて、当てはまる項目があるか確認していきましょう。

汗の量や遺伝に関するチェック項目

  1. ワキのニオイが強い
  2. 耳垢の性質がしっとりとしている
  3. 衣服が黄ばむ
  4. 両親のいずれかがワキガ
  5. 汗の量が過剰

具体的なチェック方法は次の通りです。

1:ワキのニオイが強い

ティッシュを5分間ワキにはさみ、ニオイをチェックします。硫黄臭やお酢のようなニオイがする場合、ワキガの可能性があります。

2:耳垢の性質がしっとりとしている

綿棒で耳の中をこすってみましょう。耳垢が湿っている場合、ワキガの可能性が高いです。

3:衣服が黄ばむ

ワキガの場合、通常の汗よりも黄ばみが強くなります。衣服のワキ部分が黄色や濃い茶色になっていないか確認しましょう。

4:両親のいずれかがワキガ

どちらかがワキガの場合、50%以上の確率でワキガの可能性があります。2人ともワキガの場合、約80%の確率でワキガの可能性があります。

5:汗の量が過剰

汗を分泌する「エクリン腺」が活発なほど、ワキガ臭の原因である「アポクリン腺」のニオイを蒸発して届けやすくします。

上記の5つが当てはまり、かつ汗の量が人より多いと感じる場合にはワキガの可能性が考えられます。

生活習慣に関するチェック項目

  1. 普段から睡眠が不足しがちである
  2. 食事のバランスが偏っている
  3. 定期的に運動する機会がない
  4. ストレスがかかりやすい状態にある

上記のチェック項目において当てはまる項目が多い場合、ワキガである可能性が高まります。

一度、当院のカウンセリングを受けていただくことをおすすめします。

ワキガの症状レベル(ニオイ)は大きく分けて3種類

ワキガの治療方法を解説する前に、まず自身の症状がどの程度のレベルかを把握する必要があります

クリニックによって症状レベルの分類は異なりますが、ここでは理解しやすいよう3つのレベルに分けて解説していきます。

軽度のワキガ:鼻を患部に近づけて気づくレベル

近づかなければほとんどニオイに気づかない状態で、自覚している人も少ないレベルです。

例えば、特に人から指摘されたこともないが、「着替えの際に鼻が近づくことで自らワキのニオイに違和感を感じた」といった程度であれば軽度のワキガといえます。

市販品の制汗剤などで対策できますが、気になる方は早めにクリニックで対処します。

第三者が不快に感じることはなく、気にしているのは本人だけということがほとんどです。

中には必要以上に気にする方もいらっしゃいますが、その場合は「自臭症」という、周りから臭いと思われていると思い込んでしまう、別の病気である可能性があります。カウンセリングなどで症状が軽くなるので、病院で相談することも検討しましょう。

もちろん治療でワキガを治すこともできるので、気になるようであれば医師に相談してみることをおすすめします。

中度のワキガ:近づいたり密閉空間で気づくレベル

近づいたり密閉空間で気づくレベルです。

例えば、電車内の密閉された空間で、他人との距離が近いとワキガのニオイをほのかに感じる場合です。

中度のワキガの場合、第三者はワキガのニオイに気付く人はいるものの、誰がワキガなのかは明確には分かりません。

日常生活で人と極端に近づいたり、密閉空間にいたりすることがなければ、他人に気付かれるということも少ないでしょう。

ただ、夏の暑い日に薄着でいると、第三者は不快に感じるかもしれません。

中度のワキガは人によっては不快に感じることがあるため、必要に応じてワキガ治療を検討しましょう。

軽度~中度であれば、ミラドライでの治療が体への負担も少なくおすすめです。

重度のワキガ:部屋に入ると誰もが気づくレベル

重度のワキガの場合は、部屋に入ると誰もが気づくほどの強いニオイを発します。

例えば、上着を着ていたり、特に人が密集したりしていなくても強いニオイを感じるのであれば重度のワキガです。

部屋にはニオイが充満するので、不快だと感じる人も多く、とくに密閉された空間であればかなりの人がニオイを感じるでしょう。

市販品などで対策をしても抑えることができないため、早急な治療が必要だと言えます。

ニオイの原因となるアポクリン汗腺の除去や破壊をすることで、ニオイを抑えられます。

東京のワキガ専門クリニック アイシークリニックではワキガ治療の無料相談を受付けています

ワキガの症状レベルだけでなく、

  • 脇に傷を残したくない
  • すぐに効果を実感したい
  • 日常生活に支障が無いようにしたい

といった、術後のご要望についても無料でご相談が可能です。

ご自身にあった治療法を見つけるためにも、ぜひ当院の無料相談をご活用ください。

ワキガ治療の種類と料金相場

ワキに部位を絞った場合に選択可能な治療は、ニオイと多汗のどちらか、もしくは両方を改善したいかで変わってきます。

それぞれにメリット・デメリットがあり、費用も数万円から数十万円と幅広いため、経験豊富な医師のカウンセリングを受け、適切な治療方法を選択することが重要です。

今回はワキガ治療の中でもオーソドックスな方法である

  • ボトックス治療
  • 手術治療
  • ミラドライ

の3つについて解説します。

治療方法 ボトックス治療 手術治療 ミラドライ治療
ワキガのレベル 軽度~中度 重度 軽度~中度
治療内容 ボトックスという薬剤を原因となる部位に注射する 手術によって患部を切開し、原因となるアポクリン腺を取り除く 特殊な電磁波を照射して、患部にある汗腺の機能を抑える
費用 30,000円〜 保険適用:20,000~70,000円

保険適用外:60,000~200,000円

200,000~400,000円
効果を実感するまでの時間 約1週間後 術後すぐ 術後すぐ
持続期間 4~6ヶ月 半永久 半永久
傷痕 なし あり なし
ダウンタイム あり あり なし
通院の有無 なし あり なし
メリット ・傷跡がほとんど残らない

・治療時間が10分程度と短時間で終わる

・痛みを感じにくい

・半永久的な効果が期待できる ・痛みをほとんど感じることがない

・半永久的な効果が期待できる

デメリット ・効果が永久ではないので、定期的に注射を打つ必要がある ・痛みが伴う

・傷跡が残る

・自由診療のため費用が高い

ボトックス治療:手軽にワキガ治療をしたい方向けの治療方法

ボトックス治療は治療時間が短く、費用も相対的に安価なため、手軽に受けられる治療方法です。

患部に注射で薬剤を打ち込むことにより、神経の活動を抑制して汗の分泌量を抑えることができます。

メリット ・注射による治療のため傷痕が残らない

・施術時間が10分程度と短い

・痛みを感じにくい

デメリット ・効果が半永久的ではないので、定期的に治療を受ける必要がある

・効果が出るまでに約3〜7日間かかる

気になるときに気軽に治療をしたいという人におすすめの治療法です。

手術治療(剪除法):重度のワキガ患者は手術が第一選択

手術治療は大きな効果が期待でき、昔から行われてきた治療方法です。

手術治療にもいくつか種類がありますが、当院ではオーソドックスな治療方法『剪除法(皮弁法)』を採用しています。

麻酔をした後に患部を切り開いて、直接アポクリン汗腺を取り除きます。

メリット ・1回の手術で半永久的に効果が期待できる

・病院へ通う必要がないため大幅な時間の節約に繋がる

・皮弁法は保険が適用されるため、手術の中でも比較的安価に受けられる

デメリット ・患部を切開するため傷が残ってしまう

 ※時間の経過とともに薄くはなりますが、完全に消えることはありません

・ダウンタイムがある

STEP1:切開

ワキの下のしわに沿って皮膚を4cm前後切開します。

STEP2:アポクリン腺の除去

切開部から皮膚をめくり、アポクリン腺を確認した後、丁寧に取り残しの無いように切除します。

STEP3:縫合
切開した部分を丁寧に縫合します。

皮膚の下に血が溜まらないようにドレーン(血を抜く管)を入れます。

STEP4:固定

脇をガーゼでしっかり固定し、包帯でしっかり固定します。

『剪除法(皮弁法)』は重度のワキガを治療したい人におすすめの治療法です。

なお、手術治療は保険診療の日帰り手術のクリニックを選ぶのが良いでしょう。

また、傷跡が残りにくい術式や執刀経験豊富なクリニックを選択すれば失敗リスクも最小限に抑えることが可能です。

保険診療の日帰り手術にこだわった当院のワキガ手術は、業界実績も日本最大級のため安心して治療を受けることができるはずです。

アイシークリニックのワキガ手術の詳細を見る

ミラドライ:切らないワキガ治療

ミラドライは痛みも少なく、半永久的な効果が期待できる今注目の治療方法です。

マイクロ波という電磁波を照射することで、アポクリン汗腺を破壊していきます。

メリット ・半永久的な効果がある

・傷跡が残らない

デメリット ・保険適用でないため、他の治療方法よりも高額

・腫れや痛みなどのダウンタイムがある場合も

STEP1 2種類の汗腺にマイクロ波を照射

汗腺は「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類あり、それぞれで分泌される汗の成分に違いがあります。

  • エクリン汗腺…分泌される汗の98%が水分。特にニオイは発しない。
  • アポクリン汗腺…鉄分や脂肪酸、アンモニアなどの成分が含まれる。若干粘り気があり、ワキガ特有のニオイの元となる。

ミラドライのマイクロ波はこの2つの汗腺に同時にアプローチすることができます。

STEP2 汗腺にマイクロ波が届く

水分を含んだ汗腺にマイクロ波が届くと、熱破壊が起きます。

ミラドライは「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」の2つのみにダメージを与え、他の組織に傷を与えることはありません。

STEP3    照射と同時に冷却

ミラドライは「ハイドロセラミック・クーリング」という特殊な冷却システムを搭載しており、照射と同時に患部を冷却しながら施術を行います。

痛みを感じにくく他の周辺組織をダメージから守ることができます。

ミラドライのデメリットとして保険が適用できないことがあげられますが、当院では分割払いにも対応しております。月々4,500円(税抜)~と一度の出費を軽減できるので、お気軽にご相談ください。

アイシークリニックが多くのワキガでお悩みの患者様から選ばれる理由

外用薬や内服薬による一時的な対処療法

ワキガを改善する方法として、外用薬や内服薬による対処療法もあります。

ただし、外用薬や内服薬は一時的な対処にすぎないので、ワキガが根本的に改善されるわけではありません

薬は病院で処方してもらうか、薬局で購入できるものもあります。

外用薬:発汗を抑えることでワキガ臭を抑制

外用薬は

  • 汗を抑える効果のあるもの
  • ニオイを抑える効果のあるもの

2種類あります。

いずれも汗の出やすい患部に直接薬を塗ることで効果を発揮します。

汗を抑える外用薬には塩化アルミニウムが使われており、塗ると痒みが生じることがあるため、ティッシュなどに含ませて部分的に使用する必要があります。

他にも抗生物質を含んだ外用薬も有効です。2~3日使用してニオイを抑えることができれば、そのあと1〜2週間ほどは塗る必要がありません。

再発するタイミングで薬を塗っていけば、ワキガを抑えることができます。

外用薬でニオイを抑えることができなければ、内服薬を併せて使用するか、抗菌シャツを着るのも有効です。

内服薬:アセチルコリンを阻害することでワキガ臭を抑制

抗コリン薬という成分を含む内服薬はアセチルコリンという物質の働きを抑制して、汗をかく量を減らすことができます。

服用回数は医師との相談になりますが、1日3~4回x程度服用する必要があります。服用から1時間ほどで効果が出るので、逆算して服用します。

発汗を抑えるため、体が温かくなるという副作用があります。

長期的に服用するのは体への負担にもなりかねないため、根本改善したいのであればミラドライや手術などの治療がおすすめです。

今すぐ自分でできるワキガの予防法

ワキガは遺伝要素が強いため予防方法を実践するだけで改善するのは難しいですが、ニオイを軽減することはできます。

生活習慣が変わることで、汗をかきにくくなったり、老廃物の循環が良くなったりします。

「少し匂いが気になるかな?」といった軽度なワキガに対しては、予防法で改善される可能性もあります。

今回は手軽にできる予防法を4つご紹介いたします。

即効性があるわけではないですが、1~2週間も続ければ効果を感じることができるでしょう。

予防法①:食生活の改善

  • 肉類
  • 動物性の油や高脂肪の食品
  • 高カロリーなもの

を摂り過ぎないように注意しましょう。

上記の食品は皮下脂肪を増やす原因にもなり、アポクリン汗腺の活動を促進します。

アポクリン汗腺からの汗の分泌量が増えれば、その分ニオイも発しやすくなるので注意が必要です。

普段の食生活を振り返って、油物や肉類のバランスを見て調整してください。

野菜や魚と入れ替えれば、満腹感を損なわずに改善していけるはずです。

揚げ物が多ければ、炒め物や煮物などに変更するのもよいでしょう。

予防②:ストレスの発散

ストレスがたまると交感神経が優位な状態が続き汗をかきやすくなるため、ニオイの原因になることも。

体温を調整するための汗ではなく、精神性の発汗についてはワキガ独特のニオイを発します。

ストレスが続くことでワキガのニオイが悪化するため、自分に合った発散方法を見つけましょう。

予防③:飲酒・喫煙を控える

飲酒・喫煙を控えることもワキガの予防になります。

アルコールやニコチンを摂取すると汗が出やすくなり、アポクリン汗腺の働きが活発になるので、可能な限り控えましょう。

そもそも、アルコールやニコチンは嫌なニオイの成分でもあります。タバコを吸っている人の体臭はくさいという報告もあるくらいで、ワキガでなくても体臭に影響を与えます。

口寂しければ、アメなどで代用すると禁煙に成功しやすいです。アルコールは量を少なくするか、飲む頻度や量を減らすよう心がけてください。

予防④:適度な運動

適度な運動をすることで体の中の老廃物が汗と一緒に体外へ排出されます。

老廃物がニオイの原因にもなるので、体の中に溜めておくのは好ましくありません。

高強度の運動でたくさんの汗をかく必要はありません。ジョギングやウォーキングでほんのり汗をかく程度が理想です。

適度な運動はストレスの発散にもなるので、一石二鳥。

また、運動をする時間は朝がおすすめです。朝に老廃物をしっかりと排出することにより、日中しっかりと覚醒することができます。生活リズムも整うので、睡眠不足の解消にも繋がるでしょう。

今すぐ自分でできるワキガの対策法

ワキガの悩みを根本から改善したいならワキガ治療がおすすめですが、「今すぐに改善したい」という方や「金銭的にすぐに治療できない」という方には、以下の手段が有効です。

  • こまめにシャワーを浴びる / 汗を拭く
  • 除毛・脱毛する
  • 制汗剤や殺菌作用のあるデオドラント製品を使用する

対策①:こまめにシャワーを浴びる / 汗を拭く


こまめにシャワーを浴びたり、汗を拭いたりすることで体を清潔に保ちましょう。

排出された老廃物を取り除くことはニオイの改善に効果的です。

できればシャワーを浴びることが望ましいですが、外出時はとくに汗をかきやすいワキを入念に拭くようにするだけでも十分です。

ハンカチやシートは清潔なものを使用し、汗はしっかり拭き取ることがポイントです。

汗ばんだなと感じたらこまめに拭き取るよう心がけましょう。

対策②:除毛・脱毛する

ムレはニオイの原因になります。除毛・脱毛することで、汗がワキや陰部に留まりムレるのを防いでくれるため、とくに毛が濃い部位は処理しておくとよいでしょう。

汗を拭くのも楽になるため、常に清潔な状態にしておけるのもメリットです。

陰部に使用できる除毛クリームはほとんど販売されていないため、クリニックなどで安全に脱毛するのがおすすめです。

対策③:制汗剤や殺菌作用のあるデオドラント製品を使用する

多少のニオイであれば制汗剤も有効です。

制汗剤は汗を一時的に減らすことができるアイテムで、「汗をかきやすい夏だけ」「運動するときだけ」など、汗が気になる際にピンポイントで使えるのが魅力です。

デオドラントは雑菌の繁殖を防ぐことで嫌なニオイを軽減してくれるアイテムです。

さらに制汗成分が含まれるものであれば同時に汗の量を抑えてくれます。

いずれも薬局で手軽に手に入れることができるのも魅力です。

  • ロールオンタイプ
  • スプレータイプ
  • シートタイプ
  • クリームタイプ

とテクスチャー は様々ですが、おすすめはワキに密着しやすい「ロールオンタイプ」です。抗菌作用のある「オロナイン」もおすすめです。

香料の入った製品が多いので、好みに合わせて選びましょう。

対策④:アルコール綿で拭く

アルコール綿で患部を拭くことで、菌の繁殖を防ぎ常に清潔な状態を保つことができます。

綿が用意できなければ、ティッシュやボディ用殺菌シートも有効です。

使用したものは再度利用せず、常に新しいもので拭き取るようにしましょう。

拭き取ったあとは清潔な衣類を着て、服の汗がつかないように心がけてください。

ワキガ(腋臭症)に関するよくあるご質問

患者様から多くいただくワキガにまつわる質問をまとめました。

ワキガが自然治癒することはありますか?

残念ながら、ワキガが自然治癒することはありません。

しかし、先述したように生活習慣の乱れからワキガの症状が悪化しているのであれば、改善することでニオイを最小限に抑えることができます。

汗腺の数や大きさが変わるわけではないので根本的な解決には至りませんが、気にならない程度になる見込みはあります。

また、年齢とともにニオイは抑えられます。そういった意味では自然治癒してくという考え方もできるでしょう。

歳をとってから突然ワキガになることはありますか?

人によってはあります。

ただ、多くの方が中学生~高校生の思春期ごろに発症することが多いため、歳をとってから発症するのはレアなケースです。

ワキガは遺伝的に決まっているものなので、歳をとってから発症した場合は、元々ワキガ体質で、生活習慣やホルモンバランスの乱れでニオイが強くなったと考えられます。

自分でニオイに気づく方法はありますか?

自分のニオイに慣れてしまっていると判断が難しいかもしれません。

1つの目安として、今回ご紹介したセルフチェックを行うとよいでしょう。

中度~高度のワキガであれば嗅げば分かることが多いですが、判断に迷った場合はクリニックを受診するのがおすすめです。

ワキガが感染することはありますか?

ワキガが感染することはありません。

ワキガは体質的なものであり、ウイルスや細菌によるものではありません。

触ったり、同じ空間にいるからといって感染することはないので安心してください。

ワキガの人の服を着ても問題ありません。

結果重視のワキガ治療集団 アイシークリニックにあなたのワキガ治療をおまかせください

当院では

  • 汗止め注射
  • ミラドライ
  • 皮弁法

とワキガのレベルに応じて豊富な治療方法をご用意しています。

「脇に傷を残したくない」
「すぐに効果を実感したい」
「日常生活に支障が無いようにしたい」

といったご要望に合わせて柔軟な治療方法をご提案しています。

ご自身にあった治療法を見つけるためにも、ぜひ当院の無料相談をご活用ください。

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監修者医師

高桑 康太 医師

2009年
東京大学医学部医学科卒
東京大学医学部付属病院勤務
2017年
アイシークリニック入職

佐藤 昌樹 医師

2010年
筑波大学医学部卒
2012年
東京大学医学部付属病院勤務
2017年
アイシークリニック入職